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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年04月21日

口蹄疫発生から一年を振り返るフォーラム

昨日 4月20日(水曜日)
川南町・トロントロンドームで開催された
{口蹄疫発生から1年を振り返るフォーラム}


番組レポーター時代から
大変お世話になっている方からのお声掛けで
今回、司会をさせて頂きましたマイク

この方も
ご自身の畜舎で口蹄疫が発症し
多くの家畜が処分された
口蹄疫被害者のお1人。

主催者のお1人です。


今回のフォーラムの大きなタイトルは・・・
{絆}





このポスターのメッセージの通り
様々な思いを抱え
皆さん会場に来られました。







フォーラムでは

第一部
{講演会}


①演題 ~口蹄疫の被害 最小限対策を考える~
       講師 三谷克之輔先生(畜産システム研究所長)

②演題 ~家畜伝染病予防法改正と今後の防疫について~
       農林水産省動物衛生課

③演題 ~宮崎県の防疫マニュアルの要点説明~
       宮崎県畜産課 口蹄疫復興対策局



それぞれの講演の後
質疑・応答の時間も設けられました。

口蹄疫で被害に遭われた方達の様々な意見が述べられました。

しかし、時間の制限があり
全ての皆さんの要求にお応えするコトが出来ず・・・
申し訳なかったと感じています。





第二部
{パネルディスカッション} 

コーディネーター
*伊藤 貢先生
  愛知県にて(有)あかばね動物クリニック開業医
  口蹄疫発生の際には宮崎県に入り、現場で働いて下さった獣医師さんです。

パネラー
*永山 英也さん
  宮崎県畜産課 口蹄疫復興対策局 局長

*原田 英男さん
  農林水産省 生産局畜産部畜産企画課

*江藤 健さん
  開業獣医師

*野津手 真貴子さん
  開業獣医師

*遠藤 威宣さん
  養豚農家

*吉松 孝一さん
  酪農家



獣医師のお2人は宮崎県内にて開業されていて
口蹄疫発生の際
お2人とも、現場に入られました。



フォーラム前の打ち合わせの際
パネラーの皆さんとお話させて頂きました。
様々なお話や、
それぞれ立場の皆さんの思いを聞かせて頂きました。



大変勉強になりました。

知らないコトも沢山ありました・・・。



とてもデリケートな問題なので
司会の際にも
いつも以上に言葉を選びました。



フォーラム終了後
皆さんと一緒に
私も鎮魂碑に献花させて頂きました。







この碑に刻まれている言葉に
改めて胸が熱くなりました・・・。


今回の主催は
{口蹄疫被害者協議会}

風化させてはいけない大きな歴史の一つ
約30万頭もの家畜が犠牲になった口蹄疫。


主催者の方達が話されていたのは
「こういったフォーラムを重ねる事で、少しずつでも前向きな気持ちになって欲しい」と・・・。
もちろん
主催者の皆さんも全員、口蹄疫で全ての家畜を失った被害者です。


畜産を再開された農家の割合は
まだ、半分にも満たない状態です。

あれから1年・・・
同じ過ちを繰り返さない為に・・・

大切な命を捧げてくれた多くの家畜に哀悼の意を込め・・・


がんばろう!宮崎




貴重な機会を与えて下さった川南町の皆様に
感謝致しますクローバー

  


Posted by MC.文美 at 21:44Comments(2)お仕事